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体型作り


何故体型?

当サイトでは、ファッションを変える前に、体型を変えることをお薦めしています。 何故ならば、世に出回る服の多くが、理想的な体型を想定して作られているからです。当然、理想的な体型は、服の魅力を余すことなく引き立てます。試しに、無印良品やユニクロのパンフレットを見てください。

 ですから、太りすぎの人は痩せることを、痩せすぎの人は筋肉を付けるようにしましょう。
 ただし、急激なダイエットは避けて下さい。 減らすべきなのは過剰な脂肪なのであって、体重計のメータではありません。求められるのは理想的な体、服を引き立てる体であって、痩せぎすの体ではないのです。半年から一年を掛けてゆっくり変えてゆきましょう。


ダイエットの方法の選択

単純に考えて体重を減らす方法は次の三つです。

  1. 摂取量を減らす
  2. 吸収量を減らす
  3. 消費量/摂取量のバランスを整える

まず、手軽に始められるのが1の方法です。朝食を抜いたり、一日サラダだけで済ませたり…。しかし、この方法は精神的に大きな苦痛を伴いますし、第一に健康を著しく損ないます。また、この方法で体重が減るのは、主に筋組織が無くなるためです。筋組織は、体に存在するだけでエネルギーを消費してくれる組織で、これを失っては一生に渡って痩せにくい体になってしまいます。リバウンドしたくないのなら、1の方法は避けた方がいいでしょう。

健康補助食品の中には、食事と一緒に摂るだけで体に吸収される量を抑えてくれることを謳った商品があります。この商品を利用するのが2の方法ですが、すでに、効果が無いことが実証されています。引っかからないようにしてください。また、仮にこの補助食品に効果があったとしても、空腹を和らげるだけのことで、体に悪いのは1と同様です。避けた方がいいでしょう。

3が、当マニュアルで薦めることのできる唯一の方法です。当たり前ですが。
 なぜあなたが太っているかといえば、適正より多い量の食事を摂り、それに比するだけの運動をしていないからです。あせらずゆっくり食事量を適正に近づけ、運動をするようにしましょう。


ダイエットするとき、食事面で気をつけること

ジュースからお茶へ 

ジュースには想像以上に糖分が含まれています。ウーロン茶は脂肪燃焼作用があるともいうので、飲んでみるのもいいでしょう。

食事に時間をかける

食事を始める前にテーブルにあがったものをしげしげと見つめ、食べるときにはゆっくりと噛むことを心がけましょう。
 満腹感というのは、必ずしも血糖値が高かったり胃にものが入っている場合のみ感じられるものではなく、目で食べ物を見たり、ものを噛むときに顎をよく動かして味をみたりすることでも感じられるからです。食事量を減らす際の精神的苦痛を和らげることができます。

腹筋で腹を引っ込めて胃を小さくする

腹筋は、肺とは違って肋骨による支えのない消化器官を、もとの場所に留めておく役割があります。腹筋がないと腹がでて、胃が広がってしまいがちです。そのせいで必要量以上に食事を摂ってしまうこともあるようです。


ダイエットするとき、運動面で気をつけること

綺麗なプロポーションを作るためには、適当量の筋肉が必要です。また、平静時でもエネルギーを消費する筋肉は、ダイエットの強い味方となり、目標体重達成以後も太りにくい体を維持してくれます。

家で簡単に始められる筋トレとしては次のようなものがあります。

これらを3セット、2、3日に1回程度行うといいでしょう。

1セットごとの回数ですが、10回を目安に、それ以上続けられないほど負荷を掛けるのが最も効率がいいようです。回数を重ねることが悪いわけではありませんが、それでは筋肉量の増加には繋がりにくいとされます。負荷とは、例えば腹筋であれば、体を起こしてからもう一度寝かすまでの時間を長くしたり、途中の姿勢で止まったりといったことです。
 ただし、最初のうちは2〜30回を目安に、気軽に数を重ねていった方がいいでしょう。正しいフォームを身に付けてからでないと体を壊すことになりかねません。第一負荷を掛けてゆっくり、というのはつまらないですし。余り効率に拘るより、長く続けられる方法を取るのが一番です。

セットごとの間隔は、体が冷めないうちであればいいそうです。

筋トレの前後にはストレッチをして、体を温めるようにしましょう。

上記の筋トレだけでは物足りないなら、水泳をしたり、スポーツセンターに通うのもいいでしょう。 公営の施設であれば安い値段で利用できます。


参考サイト