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初めての美容院 2004年12月14日付

ファッションに気を使うなら、髪型も気を抜いてはいけません。何故なら、髪型は服以上にその人の雰囲気を作り出すからです。しかし、その人に合う髪型を見つけるのは難しく苦労のしどころでもあります。

次に髪を切りに行くときは、是非美容院に行きましょう
 必ずしも床屋が悪いというわけではありません。もしあなたが自分の魅力を引き出してくれる髪型を知っていて、理容師さんにそのイメージを充分に伝えられるのだとしたら、床屋でも悪くないでしょう。そうでないのなら、美容院を選ぶべきです。何故ならば、床屋が主に髪を切るためだけの場所なのに対し、美容院は髪でお洒落を楽しむための場所だからです。あなたに合う、お洒落な髪型を提案してくれるはずです。

どの美容院がいい?

男性客の多い美容院を選びましょう。男性客を拒否する美容院はまずないらしいですが、日ごろから男性も相手にしている美容院の方がいいのは当たり前です。

似合う髪型をどう見つけるか

非常に難しい問題です。
 その髪型があなたに似合うかどうかは、髪質や顔の形や服の傾向、イメージ等々のトータルで決まるからです。ヘアスタイルの雑誌を見たり、美容師と相談する中で発見していくしかないでしょう。

写真の切り抜きを持っていこう

したい髪型のイメージを伝える最もよい方法です。ヘアスタイル集を一冊買って、したい髪型に近い写真(できれば、似ているがしたくない髪型のものも)を何枚か切り抜いて持っていきましょう。
 映っているモデルが格好良くて恥ずかしいと思う人もいるかもしれませんが、そんなことは全くありません。美容師さんはモデルの写真まで見ていません。

美容院での流れ

カット・シャンプー・ブローのみの場合の基本的な流れは次の通りです。
所要時間は約一時間、料金は3000〜5000円程度です。
シャンプーが別料金の美容院もありますが、是非やってもらいましょう。

1.予約

大抵の美容院では、電話予約を優先しています。
予約をしないでもいいのですが、かなり待たされる可能性があります。
電話では次の三点を伝えます。

  • 何をするか(カットだけか、カラーやパーマもするのか)
  • 希望日時は(念のため、第二希望ぐらいまで考えておきましょう)
  • 担当の指名をするか
2.来店

カウンターで「予約した○○ですけど」と告げます。
 バッグや上着があるなら預かってもらうことになります。 写真の切抜き等は、別の場所に入れておくようにしましょう。

3.待ち

予約確認をしたあと、カウンター近くのソファで待つように言われます。 雑誌が用意されているので見ながら待ちましょう。
また、初来店の場合、会員カードを作るよう薦められると思います。
特に問題ないなら作ってもらいましょう。

4.カウンセリング

しばらくすると担当の美容師さんが来て、台まで案内してくれます。
ここで希望のスタイルを告げます。 トップ、サイド、えりあし、もみ上げ、全体の重さはどうするか、レイヤーっぽくするかザクザクにするか、などなど聞かれることはたくさんあります。写真の切抜きを用意できるなら是非持っていきましょう。
 具体的なイメージが湧かないなら、美容師さんと相談して決めるのもよいでしょう。
 また、染める場合、色をここで決めます。色見本を見せてくれると思うので、その中から選ぶことになります。

5.シャンプー

洗髪用の台が別にあるので、そちらに案内されます。 美容室の場合、シートに仰向けに寝そべってシャンプーをします。 顔が水で濡れないようタオルを掛けられるので驚かないようにしましょう。 洗髪中、「痒いところはありませんか」などと聞いてくるところは床屋と同じです。

6.カット

ようやくカットです。 服に髪が掛からないようにするケープを着ますが、 これは床屋と違って腕を通すところがあります。もたつかないようにしましょう。 カット中は、美容師さんと話をしたり雑誌を読んだりして過ごします。

7.シャンプー

もう一度シャンプー。

8.ドライヤー・スタイリング

カット台に戻ったら、ドライヤーで髪を乾かした後スタイリングをしてもらいます。 手先をよく観察し、コツを聞いておくといいでしょう。 このとき美容師さんが使うワックスは、その場で売られている場合があります。 気に入ったのなら購入するのもいいでしょう。

9.お会計

カウンターで荷物を受け取って、会計です。
これで終了です。