ニキビ対策　2004年12月27日付

ニキビの原因

• 不衛生
  　洗顔を怠らないようにしましょう。
  　しかし、こまめな洗顔は逆効果です。洗顔料は皮膚に少なからずダメージを与えるからです。 やはり朝晩二回が好ましいようです。
  　その際、洗顔料は合ったものを選びましょう。広告イメージで選んでは危険です。自然志向を謳った石鹸の類も、胡散臭いことが少なくありません。店員に相談し、サンプルをもらって試してみましょう。
  　また、手で肌に触れるのは止めましょう。皮膚の細菌や汚れが付着してしまいます。
• 不規則な睡眠習慣
  毎日の就寝・起床時間を揃えるようにしましょう。必ずしも早寝早起きをする必要ありません。
• 便秘
  食物繊維や水分を意識して摂るようにしましょう。
• ビタミン類摂取量の低下
  代謝に不可欠な栄養素です。
  　サプリメントの合成物と天然物で、生化学的な差はありません。ただ、サプリメントでの吸収量は、フルーツや野菜と比べてかなり悪いようです。サプリメントを免罪符とせず、日々の食生活を改善しましょう。
  　なお、脂溶性ビタミンのＡ、Ｄ、Ｅ、Ｋは、体外に排出されにくい物質です。一度に大量摂取すると危険ですので止めましょう。
• 油分の多い食事

できてしまったら

• 洗顔
  　洗面器に冷水と温水を用意して、冷水→温水→冷水と交互に洗いましょう。毛穴が開いたり閉じたりして、汚れが落ちるとともに引き締まってきます。
• クレアラシル（Ｐ＆Ｇ）
  　効き目は個人差が強いようです。
• スクラブを使わない
  　スクラブとは、粒の入っている洗顔剤です。ニキビがあるときは使ってはいけません。どんなに刺激が弱いものでもおなじです。正常な肌をよりよい状態に持っていくためのものだからです。

ニキビ跡の赤み

時間を掛けてホワイトニングをすれば大抵治ります。ひどい物は数ヶ月かかるので粘り強く対処しましょう。 紫外線は大敵です。赤い跡をほっといて強い日差しを浴びると、目も当てられなくなることがあります。
　最終手段としてケミカルピーリングがあります。雑誌の後ろの方に広告を載せているようなところではなく、きちんとした皮膚科に掛かりましょう。