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セールについて 2004年12月14日付

通常年2回行われるバーゲンセールは、普段定価でしか買えない服を値引き価格で買えるチャンスです。特にコストに制限がある人には魅力的でしょう。
 しかし、セールの雰囲気に押され買ったのはいいけれど、一度も袖を通すことなくタンスの肥やしに、なんてことも少なくありません。
 そこで、セールでいい物を手に入れるためのこつをまとめてみました。

セールって?

そもそもセールにはどのような商品が並ぶのでしょうか。
 元社員の方に聞くと次の三つからなるそうです。

つまり、セールの目的は「売上げ稼ぎ」と「不良在庫処分」だということです。
 ですから商品の中には、

「え! ついこの前まで定価だったのにこんなに下げちゃっていいの?」

というものもありますが、それ以上に

「こんなものを買う人がいるのだろうか?」

といったものが少なくありません。

セール前までに準備を

1.セールの日程を調べる

Walker系の情報誌に目を通すなどして、見に行きたいショップやモールの日程を調べておきましょう。すでに始まって日の経ったセールに行っても、あるのは売れ残りのさらに売れ残りだけです。

2.商品をチェックする

セール当日に品定めをするのでは良い商品に出会えません。当日の混雑を考えると、ゆっくりと品定めをしたり、他の店を回って戻ってくるような余裕はないからです。競争相手がいることも、普段と違うところです。セール前までに、セールに出ていたら買いたい物をチェックしておきましょう。当日迷うこともなくなるし、セール用の商品を掴まされる可能性も減ります。

3.ビルや百貨店、モールなどの会員になっておく

日程の知らせが来るのでより有利です。また、会員向けのセールを、通常のセール日程前に行うことが往々にしてあります。

セールでの買い物

1.ノルマを決めない

自分に合うものがたまたま見つかったから買う、という姿勢を取るようにしましょう。
「〜を買わないといけない」と決め込むと、商品数やサイズ、色など制限が多いセール品の中から、絶対に選択することになります。これがネガティブな買い物であることは明らかです。安いからと買っても、結局着ないとなってはただの無駄遣いです。

2.流行物は避ける

来年以降も着ることを意識しましょう。
 セールで買うと言うことは、すでに流行の半分は過ぎているのです。

3.いつもは行けないお店へ

普段入りにくいお店や、定価では手の届かないブランドも、セール中なら行きやすいです。積極的に行ってみましょう。新しい発見があるはずです。